ブックネクストのスタッフブログです
2017年8月5日
文章はWord、挿絵はClipStudioで入稿できるのかという問い合わせがありました。
今回はWordデータと挿絵を合わせたPDFデータの作り方についてお届けします。
ブックネクストではOfficeのWordや一太郎などで作成された小説の作品は基本的にPDFに変換してご入稿いただいております。(※画像で入稿していただくことも当然可能です)
そして現在のシステムの仕様上として、PDF入稿は1ファイルのみとさせていただいており、文字や挿絵などは全て一つのPDFにまとめて入稿していただく形となります。ブックネクストはこうしたデータのチェックを事前にシステムでチェックすることで低価格を実現しております。
1.Wordで小説を書き出し(塗り足し込みサイズ)
2.ClipStudioで書き出した絵をPDFに変換(塗り足し込みサイズ)
3.書き出したそれぞれのPDFを最終的に合体。
WordとClipstudioから書き出した画像データをPDFにする方法について説明をします
PDFといっても色々なやり方がありますが、今回は「CubePDF」というソフトを使ってPDFを作成していきます。
CubePDF は、Web ブラウザや Microsoft Word, Excel, PowerPoint と言った様々なアプリケーションから、PDFに変換できます。
PDFのページ順序の変更、結合や分割といったページ編集などが行えます。
まずはこの「CubePDF」と「CubePDF Utility」の二つのアプリケーションをインストールしてください。
それぞれをインストールが完了しましたら、今度はPDFをサイズ通りに出力するための出力設定を行います。
色々と書き込みましたが手順はいたってシンプルです。
作成したWordや挿絵の画像をそれぞれPDFにして変換し、それを結合して最終データを作り上げます。しかしこれは本文データのみのお話です。
表紙データは背幅の関係上サイズが流動的になるため、基本的に画像データのみの受付となります。仕様に合わせたサイズでご入稿ください。ブックネクストでは背幅込みのテンプレートを作家様のページ数と紙の仕様に合わせたサイズを自動で作り出すシステムを採用しておりますので、そちらを利用すればあとは絵柄を貼り付けるだけの作業で簡単です。
この機会にぜひ小説などをブックネクストでお試しください。